by 八妙会HP管理人

10BASE-T

ツイストペアケーブルを使ったEthernetの接続方式のこと。「テンベース・ティー」と読む。 10BASE-Tの「10」はEthernetの伝送速度10Mbpsを、「-T」はツイストペアケーブルをそれぞれ表わす。この形態では、ネットワークを構成する各ノードはハブによってスター状に接続され、ノード同士をハブなしで直接接続することはできない(特殊な結線をしたツイストペアケーブルを使えば2ノードに限り直結できるが、一般的ではない)。ハブからネットワークカードまでの最大長は100mである。 10BASE-Tでは各ノードを個別にネットワークに接続したり、切り離したりできるし、ある1つのノードで電気的なエラー(ショートなど)が発生しても、個別にパーティション(partition:電気的に切り離されること)が構成されるので、ネットワーク全体がダウンすることはない。ケーブル自体の敷設も容易なため、現在のEthernetの主流となっている。

  Last Update : 2002/07/10